2017年1月9日月曜日

淡路島と鳴門市ドイツ館

1月7日、私用で淡路島へ










少し時間の余裕があったので
ちょっと足を伸ばして徳島県鳴門市まで
道の駅に辿り着いたらドイツ館というのがあった

第一次大戦後、ドイツ兵1000名ほどが約3年間
俘虜としてこの地に収容されていたということです

この収容所では俘虜になった人たちと地元民の交流も盛んで
ドイツ兵によるオーケストラや合唱団による演奏会は
収容所から開放されるまでの3年間に100回以上
行われ、大正7年(1918年)には
ベートーヴェンの「交響曲第九番」がアジアで初めて
コンサートとして全楽章演奏されたそうです

このことは
バルトの楽園」という映画にもなっています

こういった動画もあります(参照

テレビ番組でも紹介されたことがあるようですね(参照


ショップでゲット

2017年1月6日金曜日

羅生門 寸六の刃先の状態

羅生門の前に、座禅中?のネコ様を・・

しば~~らく、このままの状態が続いた後・・

突然獲物に跳びかかる・・


以前紹介した羅生門銘・寸六

手に入れた当時の刃先の状態

ここのところ、砥ぎ上げた状態の刃先を
目視で確認してみると
最初の頃よりは状態が良くなっているように見えたので 
今回、研ぐにあたって、砥ぎ上げた状態を
拡大して確認してみることにした
ここからは、その画像で
最初に荒めの中砥
熊本県産・天草Amakusa砥で研ぐ

粒度は400程度だが、天然砥石は
鋼に付く砥ぎ傷が浅いので
後の研ぎが楽に行える

次に京丹波・亀岡産の青砥
やや硬めの石質だが
反応よく、心地よく研ぐことができる

粒度は800程度
丹波産青砥によく見られる針気がほとんどなく
地鉄Jiganeが精緻に研ぎ上がっている

次に中砥ぎの最後として
亀岡・岡花産と思われる硬口の青砥で研ぐ

この青砥も針気がほとんどなく
文句なしの研ぎ上がり

そして仕上砥ぎの中継ぎとして
山口県岩国産の杭名Kuina砥・蓮華巣板を使う

仕上砥としては粒度は荒めだが
その分、研磨力は強く
短時間でここまで持っていける


そして、京都・梅ヶ畑、菖蒲Shobu産の
硬口の蓮華巣板で最終仕上げ



刃先の拡大画像(倍率は約100倍)
細かい「刃こぼれ」はあるが
最初の頃に比べると、かなり精緻になった

2017年1月5日木曜日

工房の様子 古い琵琶の修復

欠落していた天神部、出来上がり

その他、部品を作っていく

















本体部、完了
この後、糸巻きと撥を作る