2014年3月19日水曜日

天然の酢と黒水晶

熊本県の黒水晶を採掘しているという御方から
黒水晶と天然産の酢を頂きました
手前が黒水晶で
ペットボトルに入っているのが天然の酢
水晶を探しているときに見つけたそうで
岩窟の岩からポタリポタリと垂れているのだそうです
これだけの量を集めるには
かなりの時間がかかっているのでしょう・・
味は酸味と苦味と旨味以外に何とも表現できない
爽やかさのようなものを感じます
生まれて初めての味わいで貴重な経験をさせてもらいました
居合わせていた森砥石さんも
こんなん始めてや、と目を白黒させてました・・

天然の酢と聞いて連想したのは
ここ篠山の隣、三田さんだ市藍本にある
酒滴さかたれ神社です(参照下さい
この神社の説明板では、平安時代に疫病が流行った際に
素戔男尊スサノオノミコトの化身である童子のお告げがあり
村人が山に登ってみると岩窟から天然の酒が垂れていて
これを病人に飲ませるとたちまち治ったとされています
また、その後約200年後にも疫病が流行し
そのときには仙人による同様のお告げがあったとあります

この天然の酒が今でも垂れているのかは分かりませんが
熊本県で天然の酢があるくらいですから
天然の酒があっても不思議ではありません・・







2014年3月10日月曜日

画像いろいろ 川面の渦 夜光貝に蔦 鉋とカバ


二日前にYouTubeにUPした動画
画像を紹介しておきます

朝の犬の散歩でよく通る篠山川の堰です(午前8時頃)
雲一つない晴天で、日光が水底に達し
水面の渦が映っているのです
思わず息を呑み、しばし見とれていました・・
犬の散歩そっちのけで、急いでカメラを取りに・・
迷惑なのは御犬さま・・


これは数年前の写真ですが
動画撮影した位置はこの手前になります


これも数年前のものですが
堰の川下にある弁天橋から望む厳島神社




話は変わって
これは先日猪名川の道の駅で売られていた蔦・ツタ
これで金輪寺茶入が作れないものかと・・
ちょっと細いかな・・
使えそうにない曲がったところを切り取って


夜光貝の貝殻に差し込んだら
ぴったり・・


生きているよう・・




またまた話は変わって
これは先月撮った写真


いちどに多くの鉋を研ぐときにはカバの手も借りたい・・の図 

2014年3月2日日曜日

御堂筋献血ルームCROSS CAFEでマリアハープ弾き歌いの伴奏

昨日は大阪心斎橋にある
御堂筋献血ルームCROSS CAFEで
毎週土曜日午後3時から行われている
ライブイベントの伴奏に行ってきました

以下、その様子(USTREAM動画配信中


































2014年2月24日月曜日

義廣銘寸四鉋を入手 鉋裏出し

古い義廣yoshihiro
寸四鉋を手に入れました
未使用の新身です
鋼は特殊鋼系ですが
義廣銘の特殊鋼は初めて目にしました

まず裏出しを行いました
このように、帯状にできるだけ
細く叩くと狙いどおり確実に
早く出すことができます
鋼が割れにくいという
メリットもあるようです

裏出しの叩きは
金床の丸い部分と先端が丸い金槌で
2本の指先でつまむような感じで
表と裏が点状に圧迫されるように
叩きます

裏出しを終えた状態

金槌は鋸の目立て用のものを
使っていますが

裏出しで叩く先端はこのように
グラインダーで削って角を落とし
丸めています


裏押しをして研ぎ上げた状態
裏押しの動画参照下さい)


鎬面は刃先から1mmほどを約28度で
研ぎ上げました

刃先はやや乱れていますが
問題はないと思います・・
現在、使い古しの台に
挿げているところです

2014年2月22日土曜日

ここ数日の出来事

ギター製作工房が舞台となった劇が出来上がるようで
劇作家の竹内銃ー郎氏と、その演出をされる
砥取家さんの息子さんが見学に来られました
取留めのないことをしゃべりましたが
少しでも参考になれば幸いであります
竹内氏は劇中の登場人物のセリフが
いくつも浮かんだということで記録中・・


さて、荷物が届いたら
いつもの検査官がお出ましの図・・


これは先般手に入れた本・・
淡交社から出版されている「なごみ」2月号
桃山時代の織部焼が特集されていたので買った
織部焼や長次郎作の和製三彩が中国・明時代の華南三彩
の影響を受けているという説は納得
しかも本歌を上回る消化の仕方をしているのが興味深い


これも先般手に入れた本
ケルト民族は日本民族とも縁があるようなので
かねてから興味を持っている(参照


もう1冊は世界の銀を使った工芸品を集めたもの
たいへん興味深い・・