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2020年3月1日日曜日

前川多仁展と平家琵琶


丹波篠山出身のロウケツ染作家
前川多仁Kazuhito氏の作品展が
東京青山の「白白庵」で開催されます
3月7日~18日

3月7日(土) 13:00-18:00 は
呈茶会が行われ
乙亥会・代表の鈴木 宗景さんによる
お茶の振る舞いと
宗偏流による平家琵琶が
奏されるそうです

その際、拙作の平家琵琶
銘・相応」と

茶杓が使われるということです
たいへん光栄なことです


2015年9月6日日曜日

金輪寺風茶入と茶杓のセット出来上がり 

注文を受けて作っていた
金輪寺風茶入と茶杓のセットが
出来上がりました

文字は中央は般若心経から「羯諦」
左上は南無
左下は禅語「清坐一味友」から「清坐」
右下は禅語「拈華微笑」から「拈華」
右上は禅語「歩歩是道場」から「歩歩」


茶杓は古い煤竹で作りました


これは茶入にも使ったカリンの
細枝で作った茶杓(木地のままの状態)


仕上げた状態

櫂先(抹茶をすくうところ)部分は
枝分かれのところなので節がある
この部分は削るのに苦労したが
おもしろい効果が出ている


枝の皮をそのまま残した部分



2015年8月22日土曜日

茶杓の文字 ミンミンゼミ そしてメキシコ・アワビ

工房裏の様子(YouTube動画UPしました)
30度を超える日が続いて
しばらくミンミンゼミの鳴き声は
聞かれなかったが、今日は曇りで
気温がやや低め(約27度)の影響か
あちこちの木でよく鳴いている。
この動画では向かって左の桐の木に止まっている



こちらは製作中の金輪寺茶入とセットにする
茶杓を作るための煤竹
琵琶湖(滋賀県)北部の民家で使われていたもの






文字はこんな感じで入れようと思います


文字に金色と銀色で着色してみました
金色の方が控えめでいいかな・・


文字の彫りはいろいろと試してみましたが
直径1mmのミニ・ビットがいい感じでした



製作中の2台の特注ギターの響板と裏板を
接ぎ付けしたところ


そうこう しているところに
注文していたメキシコ・アワビのシートが
届きました(厚み1.5mm)
これはガルシア・タイプのヘッド、サウンドホール縁飾り
そしてブリッジの装飾に使うものです

2015年8月15日土曜日

金輪寺茶入のフタに文字を入れる

盆は金輪寺茶入作りに専念


フタを仕上げているところ




フタと本体が合体


フタの文字はカリン材の皮の部分で
やってみることにした




この字は般若心経から「羯諦 」の「羯」
草書の方が切り抜きやすいので草書体にした
茶杓には「諦」を入れる


ちょっと小さすぎるかな・・
ということで作りなおし・・


茶入全体のボリュームと比べると
やはりこれくらいは欲しいかな・・


カリン材の皮の部分は細い枝なので
平面を取るのは不可能
従って、象嵌(埋め込む)しても
平面にはならないので、接着することにした


こうして茶杓を乗せることが出来るので
良しとしますか・・


一応、完成
「歩」は画数が少ないのでこういう風にしてしまったが
これはちょっとマズイかな・・やり直すかも・・


やっぱり「歩」はやり直しました
文字は中央は般若心経の「羯諦」から「羯」
左上は禅語「清坐一味友」から「清」
右下は禅語「拈華微笑」から「拈」
左下は禅語「歩歩是道場」から「歩」
右上は南無から「南」の五文字


接着は木地仕上げをした後、行います

文字は袱紗などで拭いても引っ掛かったりしないように
面取りをし、皮が無くなった部分には着色した


「清」の字 二態
右は切り抜いた側の部分
これはこれで、おもしろい


その後、フタの内側を仕上げる
小刀削りの動画をYouTubeにUPしました


出来上がり
この後、サンドペーパーで仕上げます


2015年8月11日火曜日

金輪寺風茶入

注文を受けている金輪寺風茶入と茶杓のセット5組
その茶入を作っているところ


外側完成


内側を彫っていく




以前紹介したフックナイフも活躍




出来上がり


フタを作っていく










今日はここまで