18世紀マンドリンの修復
使っている小刀は
古い会津製の特殊鉋の刃で
作ったもの
刃の先端を反り上げている
銘は重春
こちらは
古い両刃鋸の横挽き刃部分を
画像のようにカットして作った
縦挽き専用鋸
ウォルナット材を縦引き
こちらは一尺窓鋸で
楠材を挽いているところ
窓鋸は縦挽きでも威力を
発揮してくれる
窓鋸独特の挽き屑
このように接着
次に製作する18世紀マンドリンの
内型を作る
製作中の19世紀ギター
初期ミルクール•タイプの
ブリッジを作る黒檀の選別
今回の楽器は弦に
細めのフロロカーボンを使う
という要望なので
ブリッジの黒檀は
やや軽めで反応が鈍いものを選別
こちらはブリッジ両側の装飾
ムスタッシュ
ブリッジ出来上がり
両側のムスタッシュは
膠(ニカワ)焼付け接着
以前紹介した中国の叙事詩
されいるのを発見
正倉院所蔵のものと同様の
楽器と撥が使われていて
トレモロまでなされている
こちらは工房の様子
ハイス全鋼豆平鉋の刃口が
乱れてきたので
真鍮板を埋めることにした
瞬間接着剤で接着
出来上がり
製作中の19世紀ギターの
黒檀バインディング削り
簾越しの夕日
さざ波のよう
1840年生まれ、19世紀
オーストリアの画家ハンス・マカルトが
描いた楽器、リュート
そして海の表現
海の水の表現などは
日本の洋画黎明期の画家たち
たとえば原田直次郎や
山本芳翠hohsuiなどに
影響を与えていたのかもしれない
山本芳翠の作品
原田直次郎の作品
工房の様子
パーフリング鉋がけ
今日は晴天
陽光を受けて美しい花々
製作中の19世紀ギター
黒檀バインディング作り
ZDP189全鋼鉋による荒削り
HSS ハイス全鋼鉋による
仕上げ削り