2015年8月17日月曜日

小刀削り比べ そしてコニシボンドのハイスティック

昨日、YouTubeに小刀削りの動画をUPしましたが
引続き同じ作業で小刀の削り比べをやってみました

それぞれ違った削り感ですが、
それは削る音にも反映されています
動画で最初に使ったのは古い会津刃物、重春銘の銑を
小刀にしたもの(鋼は和鋼)→次に使ったのは岐阜県関の刀匠が
鍛えてくれたもの(鋼は青紙系で、自分で焼戻しをしたもの)→
3番目は左久作銘(鋼はスウェーデン鋼)→最後に使ったのは
高知県 土佐の刃物鍛冶師、天水Takamiさんが鍛えたもの
鋼(はがね)は不二の白という炭素鋼


結果、このように小さいものは最後に使った

天水さんのものが最も使い易いと感じました



これは文字の接着を試しているところ
これにはコニシボンドの
ハイ・スティック(水溶性)を使ってみる
文字からはみ出たボンドの除去が容易で
初期接着も早いので、クランプなどで押さえておく必要がない
10分ほどでほぼ接着
説明書には完全硬化は6時間ほど
と書かれてあるが、気温約25度で
2時間ほどでほぼ硬化している感じ
文字の接着くらいだったら問題なさそうである


はみ出たボンドは


爪楊枝で除去


こちらは貝を試し接着したところ
磨かれた黒蝶貝でもピッタリ接着できる
画像は貝のボタンにスティック・ボンドを塗って
タモ材にギュっと軽く押し付けた状態
ボンド自体の粘りで、このように立てた状態でも
ボタンが落ちることはない
約2時間後の今、かなり強烈に接着されていて
指で剥がすことは不可能

コニシボンド恐るべし・・


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