昨日紹介した古い会津鉋、重高寸六を新しい台に挿げる
と言っても、¥3000ほどの既製品の二枚刃鉋を購入
その台と押金を転用する
こうすると、台だけ、とか押金だけとか買うよりもかなり安価に
そして時間を短縮して済ませることが出来る
これを作って下さったメーカーには申し訳ないけども
どうぞご勘弁を・・
古い会津鉋は身の厚みが薄いので
馴染みに1.5mmほどの板を接着
出来上がり
右は以前紹介した同じ重高銘の小鉋(身幅35mm)
銘振りから、左の寸六は初代
右の小鉋は二代目と思われます
左の寸六は刃口が広かったので補修しました
さっそく仕事で使う
製作中の2台の特注小型モダン・タイプの
補強材を荒削りしてみました
荒削りながら、艶のある美しい鉋屑です
荒削り終了
寸六の方は刃先はほとんど変化ありません
かなりの強靭さに驚きました
昨日も紹介した研ぎ上げた状態の
拡大画像(約180倍)
こちらは二代目の小鉋
寸六よりはかなり少ない削り量でしたが
刃先はかなり白く磨耗しています
一般的な鉋はだいたいこんな感じです
研ぎ上げた刃先の状態は
同じ重高銘の影響か、よく似ています