2011年9月15日木曜日

今日の工房 ブリッジの接着


製作中の特注ラプレヴォット・タイプ二台
ブリッジを膠(ニカワ)で接着しました




8 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

一種独特の顔ですよね!

楽器製作家 田中清人 さんのコメント...

コメントおおきにです!
サウンドホールの形状は、洋風に言えばアーモンド形
和風に言えば銀杏形でしょうか・・
ブリッジはクワガタムシを参考にしてデザインしました。
名付けてクワガタ曲線!

匿名 さんのコメント...

ブリッジとネックの強度を調べてみると、弦一本あたり10kgから13kg合計74kgの張力でした。
気にはなっていたのですが、今まで知りませんでした。
エレキに比べると、なんと2倍。
響板は薄くしないと響かないが強度も欲しい。
ギリギリの調和の中での材料の選択なのですね。
       源 信正

楽器製作家 田中清人 さんのコメント...

クラシックギターの場合、弦の張力はおよそ5kg~7kg。
6弦の場合、約40kg前後という感じです。
下記サイト参照ください。
http://www.crane.gr.jp/CRANE_Strings/strings_impression.html
ギターを製作する場合、このおおまかな張力はいつも頭の中にあります。

匿名 さんのコメント...

http://www.daddario.com/DAstringtensionguide.Page

J.D'Addario のページを見ていました。

       
     源 信正

楽器製作家 田中清人 さんのコメント...

ダダリオの表はインチとポンドですから
張力の場合、lbはKgに換算する必要があります・・
下記サイト参照ください。
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/unit.html

それから紹介していただいたダダリオHPの弦張力表は
エレキギターのものです。
http://store.daddario.com/category/414961

クラシックギターの弦は
http://store.daddario.com/category/146041/EJ45_Pro-Arte_Normal_Tension
です。

匿名 さんのコメント...

参考にするところを間違うとえらい目に合うことの典型ですね。
有難う御座います。
楽器屋さんに行ったら、クラッシックギター用の弦をください といって、音叉できちんと合わせる。
買うときは、6本全部買って、全部交換。
間違っても釣り糸で代用しないように。
4,5,6番は径が同じ釣り糸がありますが、全くだめなんだろうか?
ひと昔前までは、ナイロン糸などなかったから、いろんな糸を試していたんでしょうね。
チャレンジした人がいたら、教えてください。
意外といい響きがしていたりして・・・・
        源 信正

楽器製作家 田中清人 さんのコメント...

フロロカーボンの釣り糸は1、2、3弦として使えて
市販されているフロロカーボン弦も出所は
いっしょだと思われます・・
4、5、6弦は釣り糸ではちょっと無理ですね・・
重さが足りません。
弦は太さというよりも重さで張力が決まりますので
金属を巻いた弦と同じ太さでも釣り糸は軽すぎるのです。
同じ重さを確保するのに太すぎると音質に悪影響が及びます。

合成樹脂がなかった時代は高音弦は専らガットでした。
低音弦の巻き弦の芯はフィラメント状の絹に銅などの
重い金属線を巻いていました。
金属弦の巻き弦の芯はスチールですね。