初代・金井の寸八鉋を手に入れました
参照 初代・金井寸六鉋
この画像の刃は研ぎ上げた状態です
鉋身の鎬幅を狭くし
裏押しを済ませ
これから研いでいきます
動画をUPしました
これは中研ぎで、シャプトン社の
「刃の黒幕」1000番で研いだ痕
同じく「刃の黒幕」1500番の研ぎ痕
中研ぎの最後
人造中名倉「京東山」2000番の研ぎ痕
やや針気がありますが
やや針気がありますが
鋼には及んでいません
そして仕上研ぎに使った
京都梅ケ畑、中世中山間府の
天井巣板で仕上げた状態
この鉋は研ぎやすく
独特の粘りを感じます
天井巣板で鋼が鏡面近くまで仕上がる
というのには驚きます
しかも短時間でここまで
研ぎ上がるのです
これにはたいへん助かります
この鉋を使ったメープル材削りの
動画をUPしました
1977年製スウェーデン鋼の
鉋と削り比べもUPしております
動画で削った後の
初代・金井鉋の刃先の状態
鋼は昔の安来鋼・青紙らしい
まだまだ切れます
こちらは同じくスウェーデン鋼の鉋
こちらもまだまだ刃先は大丈夫です
初代・金井とスウェーデン鋼の鉋は
削った感触はかなり違った印象を受けます
どちらも軽い切れなのですが
初代・金井には粘りを
スウェーデン鋼には鋭さを感じます