2017年2月19日日曜日

異常巻きアンモナイト そして飾り台

先日、異常巻きのアンモナイトを紹介したついでに
手持ちの異常巻きを紹介してみたいと思います
これは異常巻きの一部ですが
上部は化石を含んでいた母岩が磨耗していた部分です

下から覗くとこんな感じです

これは手持ちのものではありませんが
元々はこのような形状だったものと思われます

これも一部分ですが

別の角度から見ると
先端部の細くなったところが残っています
右手前のものは巻貝の化石と思われます

螺旋状のもの


通常巻きと異常巻きが混在したもの



上の直線状のものは
このような個体の一部と思われます

これは手持ちのものではありませんが
巻貝状の状態から
大きくうねって巻いているものもあります


こちらは工房の様子
ウォルナットの端材で
アンモナイトを飾る台を作ってみました






2017年2月17日金曜日

真鍮板の切り出し そしてDog-leg chisel

ドックレッグ・ノミDog-leg chiselは
こういったときに助けてくれる

指板を接着する前の準備


黒檀の指板を削っているところ


こちらは真鍮Brass板を切り取っているところ

19世紀ギターとマンドリンの修理で
1.3mm厚の真鍮板フレットが必要になったので
1.5mm厚の真鍮板から切り出した
最終厚み調整は圧延ロールで行う



2017年2月15日水曜日

アンモナイトの殻について

以前、アンモナイトの内部構造について
紹介したことが何度かありますが(参照
今回、殻の部分が変形した
アンモナイトの化石を手に入れました
これを見ると、アンモナイトの殻は
やはり貝の殻のように硬いものではなく
エビやシャコの殻のようにキチン質で
たやすく変形するものだったのでは・・と思われるのです
そのために内部は複雑な構造体になっていたのでは・・

このように殻がズレたようになっているのは
化石になる前に何らかの圧力がかかって
変形したものと思われるのです



右は母岩で、左の化石が収まっていた跡が残っている


参考までに
これは渦を巻いていないアンモナイトの化石
他に螺旋状のものやミミズのように不定形なものもあり
「異常巻」と呼ばれている
異常巻はアンモナイトが生息していた後期(白亜紀)に
多種多様なものが発生したそうだが
通常の巻き方のものと異常巻が混在していた
これは創造神のいたずらとしか思えないですね・・
アンモナイトは白亜紀の末(約6500万年前)に
恐竜の絶滅と共に絶滅したとされている

内部構造は通常の巻き方のものとほぼ同じで

殻の断面の構造によって形状が違っている



2017年2月13日月曜日

19世紀ギターのフレット交換

フレットの交換を終え、高さを揃えているところ

自分で改造した3種類のヤスリを使う(参照


4弦のペグ穴の補修も行い、完成

2017年2月11日土曜日

牛骨の板フレットを作る

磨耗したフレットを交換する19世紀ギター
楽器は19世紀初頭のフランス、ミルクール製
美しい

1フレットから8フレットまで交換する
フレットの素材は牛骨ということが判明
以前の修理で合成接着剤が使われていて
熱や水分で剝すことができなかったので
削り取ることにした

牛骨の板状フレットを作っていく


鋸ヤスリが大活躍



ヤスリで厚みを仕上げているところ

8フレットを入れたところ
後に外すことも考慮して
牛骨の板フレットはごく軽く打ち込み
熱や水分で軟化する接着剤で固定しておく
使った接着剤はコニシボンドのハイスティック